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動脈硬化症の治療について

このページでは、動脈硬化症の治療について説明しています。ただし、治療を行う上ではなぜ動脈硬化症が起こってしまうのか、その原因について紹介。高血圧や脂質異常症、生活習慣、喫煙・アルコールなど具体的な例をあげながら解説します。さらに、動脈硬化症に対して再生医療を行った場合、どのような効果が期待されているのかという点についても言及しています。

動脈硬化症が起こる原因とは?

動脈硬化症とは、病名ではなく血管の状態を表すものであり、動脈の壁が厚く・硬くなってしまっている状態を指しています。この動脈硬化が進行すると、血液の通り道がどんどん狭くなってしまうために、脳血管障害や心血管障害をはじめとするさまざまな悪影響を及ぼすことが知られています。
この動脈硬化症を引き起こす原因としてはさまざまなものが挙げられています。例えば「高血圧」や「脂質異常症」、「良くない生活習慣」「タバコやアルコール」といった要因がよく知られていますので、それぞれの原因について詳しく説明していくことにしましょう。

高血圧によるもの

「高血圧」とは、その名前の通り血圧が高い状態を指しています。繰り返し血圧を図った際に正常よりも高い値を示すことを言いますので、たまたま測定した時に血圧が高かった、という場合は高血圧とは言い切れないケースもあります。値の目安としては、繰り返して血圧を図った場合に最高血圧が140mmHg以上、または最低血圧が90mmHg以上を示していると高血圧とされています。
高血圧にもさまざまな種類があり、およそ9割程度は原因がはっきりとわからない「本態性高血圧症」とされています。この場合、原因として考えられるものは塩分摂取過多、肥満、過剰な飲酒、精神的なストレス、運動不足など生活習慣が大きく関わっていると考えられています。
また、血圧が上昇している原因となる病気がある場合には、「二次性高血圧症」と呼んでいます。例えば、原発性アルドステロン症、褐色脂肪腫、腎動脈狭窄などの疾患が原因となっていると考えられ、外科手術によって高血圧の治療が期待できます。
この高血圧の状態が長く続いてしまうと、血管は常に張り詰めた状態となってしまい、徐々に厚く・硬くなります。この状態が高血圧を原因とする動脈硬化の状態です。そのため、動脈硬化を予防するためには高血圧にならないように注意すること、またすでに血圧が高い場合には血圧を正常な数値にすることが大切となります。

脂質異常症によるもの

「脂質異常症」とは、「悪玉コレストロールの値が高い」、「中性脂肪の値が高い」、「善玉コレステロールの値が高い」という3つの状態をまとめたものです。これらの状態は特に体のどこかが痛いといった症状は現れませんが、血管の壁が厚く・硬くなってしまう動脈硬化症に繋がると考えられています。
血液の中にある「脂質」には、「中性脂肪」「コレステロール」「リン脂質」「遊離脂肪酸」の4種類が含まれています。それぞれ重要な役割を果たしているものの、脂質が多すぎると問題となってくる場合も。この脂質異常症は、悪玉(LDL)コレステロールが多い「高LDLコレステロール血症」、善玉(HDL)コレステロールが低い「低HDLコレステロール血症」、中性脂肪が多い「高トリグリセライド血症」の3つに分類されています。
脂質異常症の原因は、他の病気に伴って起こる続発性脂質異常症と、他の病気に伴わずに起こる原発性脂質異常症がありますが、続発性の場合には原因となっている病気を見極めて治療を行うことが必要です。また、原発性の場合は遺伝が原因となっているケースも。そのため、遺伝性かどうかの診断が必要となります。

生活習慣によるもの

また、動脈硬化症には生活習慣も大きく関わってきます。例えば食事のバランスが悪い、ストレスが多い生活を送っている、運動不足などあらゆる生活習慣と関係しているといっても過言ではないでしょう。
これらの生活習慣の乱れはすぐに体調に現れてくるものではないため、健康診断で数値の異常を指摘されてはじめて気づく、というケースが多く見られます。すぐに医療機関に行き、治療を受けたり対策を行えば良いのですが、中には健康診断の結果に無関心で何も行動を起こさない場合も。このような状況を放置し、良くない生活習慣をそのまま続けてしまった場合、全身の血管で動脈硬化が進むことがあります。
このように生活習慣の乱れは動脈硬化症につながってしまいます。全ての性別・年代で注意が必要ではあるものの、特に注意するべきは働き盛りの独身男性といわれています。仕事が忙しく、日々の自分の生活をおろそかにしているケースが見られるため。また、健康診断で異常な数値が出た場合にも、「これくらいは大丈夫」と自己判断してしまい病院に行かないケースもあるようです。

生活習慣の乱れは自分の意思でコントロールできるものです。日々の生活の中で気になる習慣がある、健康診断で指摘を受けた場合などには生活習慣を見直し、改めることが必要となります。

タバコやアルコールによるもの

動脈硬化症はタバコやアルコールとも深い関わりがあります。
まずタバコについてですが、喫煙をするとタバコに含まれる化学物質により血管に炎症が起こるために交感神経が緊張して血管が収縮します。タバコの煙にはおよそ5,300種類もの化学物質が含まれているとされており、これらの影響によって慢性的な酸素欠乏が引き起こされるために、体は血液をより多く生産。血液が固まってしまいやすい状態を作り出してしまうのです。このようにさまざまな原因が絡み合うことにより、血管内が狭くなってしまいます。
また、過剰なアルコールの摂取も動脈硬化のリスクを上昇させることが指摘されています。これは、アルコールを摂取すると血圧が上昇するため。日々の飲酒量が多い人ほど血圧の平均値が上がり、高血圧症を引き起こすリスクが高いとされています。アルコールを摂取すると、血管の収縮反応が高まる他にも、心臓の拍動を早める効果があること、また、腎臓からマグネシウムやカルシウムが失われることが高血圧に繋がるとされています。さらに、お酒と一緒に塩辛いおつまみを摂取するケースが多い点も関係しているといえます。
以上から、動脈硬化を予防するためには禁煙・禁酒が理想的ともいえますが、まずは量を減らすための環境づくりを行うことが大切です。

再生医療で期待できる効果とは

幹細胞治療の一つである培養上清治療により、動脈硬化症の進展予防が期待されています。
培養上清治療では、人の体内にある幹細胞を培養液の中で培養した際に得られる上澄み溶液の「培養上清」を使用します。この液には幹細胞から分泌されたサイトカインが豊富に含まれている点が特徴。サイトカインは細胞の増殖や分化などを調整する働きを持っています。
実際に治療を行う場合には、点滴などによって培養上清液をゆっくりと静脈内に投与。このことにより、体内で損傷している部位の細胞が活性化し、老化などが原因で衰えてしまった組織の機能を強く引きもどしてくれると考えられているため、動脈硬化症の進展予防が期待されています。

C&G銀座クリニック
痛み・しびれなどの関節痛・神経痛・筋肉痛、糖尿病の合併症などに対する治療に取り組んでいます。

引用元:https://cg-ginza.jp/medical/

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