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肝障害の治療

肝臓は「沈黙の臓器」といわれている臓器です。そのため、肝臓の障害が起きていたとしても自覚症状がないことも多く、知らないうちに肝臓の障害が進んでいるケースもあります。
肝障害の原因と進行度については、問診や診察、血液検査や腹部エコーによってある程度判別が可能です。症状に対して治療が必要なのか、それとも経過観察を行っていくのかといったことを判断するためにも、まずは検査を行います。
治療が必要と判断された場合にどのような治療を行うのかは、何が肝障害の原因になっているのかによって異なります。例えばウイルスが原因であれば経口抗ウイルス薬を使用、また肥満が原因となっている場合には減量と食習慣の改善を行う、という形で治療が行われています。
また、定期的な経過観察も必要になります。特に慢性の肝疾患の場合は、腹部エコーによる定期的な検査を行っていきます。

肝障害が起こる原因とは?

肝臓の障害が起こる3大原因は「ウイルス」、「アルコール」、「肥満(生活習慣)」といわれています。ここでは、それぞれの原因について詳しく見ていくことにしましょう。

ウイルス

肝臓に障害が起きる大きな原因のひとつとして、ウイルスが挙げられます。肝炎ウイルスは主に「A型」、「B型」、「C型」、「E型」の4種類があり、それぞれ特徴が異なりますが、いずれもウイルスに感染すると自己免疫機能によって肝臓の細胞が障害されることになります。現在、日本にはB型肝炎ウイルスに感染している人がおよそ150万人、C型肝炎ウイルスに感染している人がおよそ200万人いるといわれています。
これらのウイルスが感染する理由はいくつかありますが、まずひとつは出産時に母親から子供に感染するという経路。ただし、ウイルスの感染は輸血血液のチェックやワクチンなどが開発されたことによって感染を予防できます。また、C型肝炎ウイルスについても、輸血血液のチェックが行われているため感染リスクは低くなっています。

アルコール

また、アルコールも肝臓に障害を与えてしまう原因のひとつです。アルコールを摂取した場合には肝臓で分解されるのですが、大量にアルコールを摂取するとその分肝臓に大きな負担がかかることになります。
さらに、アルコールは水に溶けて脂肪を溶かし、蛋白を変性させるという働きも持っていることから、体の細胞を直接害するとされています。加えて、アルコールが代謝する際にはアセトアルデヒドが生成されてしまい、肝臓の繊維化に繋がってしまいます。
アルコールの過剰摂取により、まずは脂肪肝が起こりますが、そのまま飲み続けているとアルコール性肝炎を発症する可能性があります。さらにその状態でもアルコールを摂取し続けると、肝硬変という段階に進んでしまいますが、この段階まできてしまうと治療が難しくなります。そのため、アルコール性の肝障害を早めに見つけることが大切です。

肥満(生活習慣)

生活習慣の乱れなどを原因とする肥満も、肝臓の障害につながることがあります。健康診断などによって肥満と診断されたうち、およそ8割に脂肪肝が見られます。脂肪肝は中性脂肪が肝臓に蓄積する疾患。幹細胞の30%以上が脂肪化している状態を脂肪肝と呼んでいます。実は日本人の脂肪肝の原因として最も多いものはこの肥満によるものです。
近年では「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)」と呼ばれる疾患も知られるようになってきています。肥満によってインスリン抵抗性の状態になり、肝臓が脂肪に蓄積されてしまうのが原因です。
このように、肥満は肝臓の障害をもたらすものなので、食べ過ぎや運動不足に注意し、生活習慣を改善することが必要になります。

再生医療で期待できる効果

近年、肝障害においても再生医療が注目されています。これは、患者の脂肪から採取した幹細胞を培養し、静脈から点滴投与することによってダメージを受けてしまった肝臓を修復することを目的とするもの。肝臓の炎症を抑える幹細胞の増殖を助けるなどで、低下してしまった肝機能の回復を促すといったことが期待されています。
従来の治療法の場合は、ウイルスの排除をしたり脂肪を減少させることはできますが、ダメージを受けた幹細胞や繊維化した肝臓は修復されないことがほとんどです。しかし、幹細胞による治療は傷ついた幹細胞を修復し、繊維化した肝臓機能を改善することが目標とされています。そのため、悪化していく肝臓の状態の改善が期待できます。
治療に使用する幹細胞を採取する際には、腹部などからおよそ10〜20gの脂肪細胞を採取します。さらにこの時には培養時の栄養分を取るため血液も合わせて採取することになります。自身の幹細胞を材料に治療を進めていく治療法であるため、副作用の心配はないといっていいでしょう。

C&G銀座クリニック
痛み・しびれなどの関節痛・神経痛・筋肉痛、糖尿病の合併症などに対する治療に取り組んでいます。

引用元:https://cg-ginza.jp/medical/

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