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脳卒中の後遺症の症状と対処方法

脳卒中の後遺症は実に多種多様であり、人によって様々な症状・疾患を抱えることになります。複数種類ある、脳卒中の後遺症の症状や特徴、対処方法についてご紹介します。

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カインくん

脳卒中の後遺症について、種類や症状を一緒にチェックしてみよう!

脳卒中の後遺症① 高次脳機能障害

脳卒中によって脳に損傷が生じると、神経に異常がきたされ、運動障害や感覚障害が発症します。一概に「高次脳機能障害」といっても表れる症状は様々であり、物忘れが激しくなる記憶障害や、注意散漫になる注意障害、計画性や優先順位の付け方がうまくいかない遂行機能障害、外界の半側に注意が向かない半側空間無視、失語症など…その症状は多岐にわたります。中には感情をコントロールできない社会的行動障害や、自ら進んで行動できない自発性障害など、精神的な症状も。まだまだ高次脳機能障害の症状はあるため、本人の症状に合わせた臨機応変な対処が必要です。根気強いリハビリを重ねたり、対策として反復・復習を積み重ねて習慣化したりなど、根気強く対処することが大切です。

脳卒中の後遺症② 運動麻痺

脳の細胞がダメージを負うことにより、右上下肢あるいは左上下肢が動かなくなる症状のことを言います。「痙性麻痺」と「弛緩性麻痺」の2種類に分けられており、一般的には麻痺が生じるのは下肢よりも上肢に強いことが多いとされています。脳出血が生じた部位によっては下肢に強い場合もあるなど、脳卒中の症状や本人の体質などによって様々なケースが考えられます。

体の左右どちらか一方に起こることが多いため、「片麻痺」を呼ばれることも。症状の度合いも人によって様々であり、手足の先の細かい動きに障害が生じるものから、手足が動かなくなるほどの重症のものもあります。日常生活を行う上で必要などうさのために、リハビリテーションが主な対処法となります。

脳卒中の後遺症③ 感覚障害

触覚や痛覚が鈍くなるタイプと、逆に感覚が過敏になってしびれを感じるタイプが存在します。脳出血の発症から半年程度の期間を経て、初めてしびれが強くなるようなケースも中には見られています。

「感覚麻痺」とも呼ばれており、こちらも運動障害と同様に左右どちらかに偏って現れやすい特徴があります。手足に生じるしびれも脳卒中の後遺症として、感覚障害に相当します。まずは感覚障害がどの部位に、どの程度の症状で生じているのかを本人と周りの人がきちんと理解することが必要です。理解をした上でリハビリをしたり、日常生活で柔軟に対応していきます。

脳卒中の後遺症④ 目の障害

脳の細胞に激しい影響が加わることによって、視野が狭くなってしまったり、物が二重に見えてしまう「複視」といった障害が生じることがあります。片方だけの視野が見にくくなる「半盲」という障害もあり、脳卒中の発症時に強く現れることがありますが、後遺症が改善するケースも多いと言われています。

ただし、発症後長期間にわたって症状が残るケースもあり、この場合は症状の理解とリハビリテーションが必要です。後頭葉などの資格をつかさどる部分に脳卒中の障害を受けてしまうと、こうした目の障害が後遺症として残りやすくなってしまいます。視野の一部分が見えなくなる「視野欠損」もこの一つです。

脳卒中の後遺症⑤ 構音障害

構音障害は「失語症」とも呼ばれる症状です。大脳にある言語中枢という場所に、脳卒中の障害を受けることで発症するものであり、障害を受ける場所によって症状が異なります。

自分が思った通りに離せなくなってしまう「運動性失語」と、的外れなことを答えてしまう「感覚性失語」の2つのパターンに大きく二分されており、そのどちらであってもコミュニケーションが取りにくくなるのが特徴。本人はもちろん、家族もこれまで通りの日常生活が難しくなってしまうため、症状に対する理解が重要になります。

回復しやすい場合もありますが、症状が長期にわたって残りやすい場合もあります。

脳卒中の後遺症⑥ 嚥下障害

食べ物を飲み込む力が弱くなる症状です。運動障害や感覚障害によって口や下などの動きが思うようにコントロールできなくなるため、食べ物を喉に詰まらせやすくなってしまったり、誤って気管に入り込んでむせてしまったりといった「誤嚥」が起きやすくなります。

むせることもなく、本人が無自覚のうちに飲食物が気管に流れ込んでしまうケースも起きる可能性があり、その場合は知らない間に肺に炎症を起こしてしまいます。飲食物にとろみをつけて誤嚥を防ぐ他、誤嚥しやすいことを念頭に置いて生活を送ることが大切です。

大脳の片側に病変が限られていれば回復が期待できますが、出血の部位によっては回復が難しい可能性もあります。

脳卒中の後遺症⑦ 痙縮

痙縮(けいしゅく)とは、筋肉が緊張しすぎることによって、手足が動かしにくくなったり、勝手に手足が動いたりしてしまう状態のことを言います。例えば手足が握られたままの状態になって開きにくくなったり、肘が曲がった状態のままになっていたり、足先が裏側の方に曲がったままの状態になったり…症状は人によって様々です。

脳卒中の発症後から、時間の経過とともに表れるケースが多く見られます。物がうまくつかめず、手洗いや爪切りがしにくくなり、何かとぶつかりやすくなったり、体重がかかって痛みが生じるなど…様々なリスクが考えられるため、正しい診察と治療を受けて症状を理解し、対策を練ることが重要です。

脳卒中の後遺症⑧ 精神症状(認知症・うつ・感情障害)

脳卒中が発症してからしばらくたった後に、認知症やうつ症状、感情障害といった精神的な後遺症が生じるケースがあります。自分でも気が付かない間に脳の各所に症状が起きているケースもあり、自発性や意欲が著しく低下したり、認知症の症状が出てきたりといった傾向が見られます。

意欲の低下は、うつ病にも繋がる深刻な要素であり、寝たきり状態に繋がる要因ともされています。脳の前頭部分に脳卒中の障害を受けることによって、感情のコントロールが難しくなる感情障害が起きやすくなると考えられています。患者本人と周囲の人が、症状に対して理解を示すことが大切です。

C&G銀座クリニック
痛み・しびれなどの関節痛・神経痛・筋肉痛、糖尿病の合併症などに対する治療に取り組んでいます。

引用元:https://cg-ginza.jp/medical/

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