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培養幹細胞治療と育毛

再生医療の1つとしてである培養幹細胞治療は、頭皮や薄毛のお悩み改善にも効果が期待できるとされています。ここではC&G銀座クリニックの監修のもと、培養幹細胞治療による頭皮・毛髪治療について詳しくご紹介します。

頭皮・薄毛に対する培養幹細胞治療の確立

培養幹細胞治療とは、様々な組織や器官に成長する力を持つ幹細胞を自身から採取、培養し、再び体内に投与することで、細胞の修復や機能回復、活性化させる再生医療です。

非常に繊細な治療を行う再生医療には高度な技術や安全性が求められるため、国内で幹細胞などを用いた再生医療を行う場合には、厚生労働省からの認可が必要となっています。

厚生労働省からの認可には、第一種から第三種まであり、頭皮・薄毛に対する幹細胞治療の場合には、「毛髪の加齢性変化による減少に対しての自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた局所注射療法」「頭髪脱毛症に対する自己脂肪由来間葉系幹細胞の頭皮注入療法」などが認可されています。これらの治療を提供するためには第二種再生医療等提供計画番号の取得が必要です。

※参考:厚生労働省|再生医療について

カインくん(「よくわかる幹細胞治療 ステムセル百科」レポーター)
カインくん

効果が期待できる治療だからこそ、安全性が重要…だからきちんとした認可制度があるんだね。

市販の化粧品や医薬部外品との違い

幹細胞のもつ力に注目した市販の化粧品や医薬部外品もありますが、幹細胞を皮膚の表面に塗るだけでは、その効果は大幅に低下してしまいます。また、医療機関で用いる幹細胞とは違い、化粧品や医薬部外品に配合できる成分割合には上限が決められているため、濃度にもばらつきがあります。

このようなことから、よりきちんと効果を求めるのであれば、高品質の幹細胞を用いて治療ができる医療機関での治療がおすすめです。

培養幹細胞治療に期待される薄毛改善効果

そもそも薄毛の原因とは

薄毛になってしまう原因として挙げられるのが、毛包幹細胞の働きが衰えてしまうこと。培養幹細胞治療では、この毛包幹細胞にアプローチして活性化させます。治療によって活性化した毛包幹細胞がしっかり機能し始めると、頭皮環境が整い、健康な毛髪が生えやすくなるという仕組みです。

毛包幹細胞への働き

培養幹細胞治療で投与された幹細胞は、体内に分散し成長因子を放出。その成長因子が不具合のある組織・器官の幹細胞に働きかけ、組織の再生や修復、機能改善などに作用します。

毛髪のお悩みについては、投与された幹細胞が毛穴の奥にある毛包幹細胞に作用し活性化。毛包幹細胞が活性化し分化が促進されることで、毛髪を育てる毛母細胞になり、育毛や発毛などの効果が期待できるということです。

頭皮・薄毛に働く
幹細胞から分泌される成長因子

EGF(上皮増殖因子)が毛周期の調節に働く

一定の周期で毛包は成長と退縮を繰り返します。この毛周期の調節にEGFなどの増殖因子が関与していることが明らかになっています。

IGF(インスリン様成長因子)が育毛促進に働く

IGF-1は、皮膚の形成をサポートする働きがあり、毛周期のサイクルの中でも、成長を促進します。

HGF(肝細胞増殖因子)が脱毛症の改善に働く

HGFが毛髪の伸長を促進させることが明らかになってり、従来の育毛剤とは違った細胞レベルでの脱毛症ケアが期待されています。

KGF(ケラチノサイト増殖因子)が発毛促進に働く

毛周期において、成長期が進行している場合にはKGFなどの増殖因子から発せられるシグナルが重要となっていることが報告されています。

PDGF(血小板由来増殖因子)・ FGF2(線維芽細胞増殖因子) が毛周期の調節に働く

PDGFや FGF2は毛乳頭細胞に作用し、毛周期を調節したり、発毛に関わる増殖因子の増殖を促したりするという研究結果があります。

PGE2(プロスタグランジンE2)が発毛促進に働く

胎生期に体毛の発生に関与しているPGE2などの増殖因子がプロスタグランジン合成酵素によって活性化されることにより、毛上皮細胞の増殖につながる可能性が示唆されています。

C&G銀座クリニック院長大森隆史先生(「よくわかる幹細胞治療 ステムセル百科」監修)
大森隆史先生

残念ながら幹細胞は肌の表面に塗るだけでは効果が限られてしまいます。しっかりとした効果を求めるのであれば、幹細胞治療を行っている医療機関での治療がおすすめです。

頭皮・薄毛への治療方法

培養幹細胞治療は、自分自身の体(主に下腹部)から脂肪を採取し、そこに含まれる幹細胞を培養後、再び体内に戻すという治療法です。点滴や局所注射、皮膚表面からの塗布や導入といった投与方法があり、頭皮ケアや薄毛治療の場合には、頭皮からの導入が一般的です。

頭皮ケア・薄毛治療を目的とした培養幹細胞治療の費用は医療機関によって差がありますが、100万円以上が相場です。

培養幹細胞治療の副作用リスク

  • アナフィラキシー反応(冷汗、嘔気、嘔吐、腹痛、呼吸困難、血圧低下、ショック状態など)
  • 肺塞栓
  • 穿刺部位の痛みや内出血、神経障害
  • 嘔気、嘔吐
  • 発疹
  • 肝機能障害

どんな治療であっても副作用リスクがゼロの治療はありません。培養幹細胞治療も同じです。これらの副作用の発症はまれではありますが、培養幹細胞治療を希望する際には、事前に副作用リスクについても担当医師にしっかりと確認するようにしましょう。

C&G銀座クリニック院長大森隆史先生(「よくわかる幹細胞治療 ステムセル百科」監修)
大森隆史先生

培養幹細胞治療で行う脂肪採取手術は侵襲の少ないものなので、過度の心配は必要ありませんよ。 もし手術に抵抗があるようなら、幹細胞培養上清液をおすすめします。

幹細胞培養上清液は幹細胞培養の際に分泌された、成長因子を豊富に含む上澄み液を使った治療です。脂肪採取手術や培養などの必要がありませんので、少しでも早く薄毛治療をしたい方や治療費用を抑えたい方なども検討してみると良いでしょう。

頭皮・薄毛への幹細胞培養上清液治療

幹細胞培養上清液を専用の医療機器を用いて頭皮に直接注入する治療で、衰えてしまった毛髪関係幹細胞を活性化させます。医療機関によっては「サイトカイン療法」と呼ぶこともあるようです。

また、頭皮だけではなく点滴によって全身に成長因子を巡らせることで、加齢による体内環境をケアし、頭皮のコンディションを改善するアプローチ方法もあります。

C&G銀座クリニック
痛み・しびれなどの関節痛・神経痛・筋肉痛、糖尿病の合併症などに対する治療に取り組んでいます。

引用元:https://cg-ginza.jp/medical/

C&G銀座クリニックでは、デトックス療法・サプリメント等を用いて、疼痛緩和、糖尿病の合併症、免疫疾患などさまざまなお悩みに対し、治療を行っています。

所在地 東京都中央区銀座2丁目8-19FPG links GINZA 4・5階
アクセス 地下鉄有楽町線「銀座一丁目駅」より徒歩1分